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◆温泉街をのんびり散策していると、独特の匂いがしてくる。ゆで卵が少し饐えたような…… これは温泉に含まれる硫黄の匂いなのだが、特に湯の花をそっと鼻に近づけるとこの匂いがよく分かる。
◆湯の花作りは、蔵王温泉では古くから行われていました。湯治にきたお客様が、一緒に来れなかった家族のため、せめて湯の花をお土産にして、家に帰ってから温泉の気分だけでも味わってもらおうとしたのかもしれません。
◆この湯の花は、民間療法の中ではかなり有名で、昔から水虫や汗疹に薬効が在るとされ、よく利用されていました。最近ではアトピーにも効くと言われていまして、実際、蔵王温泉に半年湯治をして完治した例があると聞いています。
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製法その一
●山の奥に温泉が湧く沢があり、その流れに石で湯溜りをしつらえ稲藁を敷き詰め、温泉がより多く空気と触れるようにして湯の花を集めます。これを湯の花畑と称したりします。
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製法そのニ
●集めた湯の花を、臼で搗いて水分を在る程度抜きます。
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製法その三
●湯の花を饅頭ぐらいの大きさにちぎり、おチョコで体裁よくまるめていく。
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製法その四
●丸めた湯の花を、風通しの良い日陰で、二・三日乾燥させます。

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完成
●袋詰にしたものが、各お土産物屋さんに並んでいます。
1袋…¥500(10個入り)
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●使用法
湯の花を直に浴槽に入れてはいけません。風呂釜が酸で腐食してしまい、一辺で壊れてしまいます。
プラスチックの洗面器などに、少しずつ溶かし、ガーゼなどにしもわせ、じっくり患部を湿布してください。
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