|
|
|
|
ざんげ坂くだりくだりて汗にあゆ くやしまん言の絶えたり爐のなかに ふかぶかと雪とざしたるこの町に オリーブのあぶらの如き悲しみを
だから、彼もまた許されはしない。自ら赦すこともない。善悪の葛藤ではなく、その葛藤こそ善ではないのか。葛藤すらない文学は嘘っぱち。鬼も邪も呑み込んだ、乱れる渦の世の泥臭い「生」が「死」からよみがえる。 その先の安堵にふりさきて初めて、彼はただ、山を仰ぎ向かふ。 そして、渦旋に堪える魂は、ただ、生真面目に山を仰ぐ。 ひむがしに直にい向ふ岡に上り たたかいにやぶれし國の山川を
|
![]() 自らの歌碑と向き合う茂吉の姿。 まさにふるさとの象徴に魂がい向かうようです。 写真 故 高橋重男氏 昭和14年7月6日 |
|
表紙 | 郷愁写真館【茂吉の面影…】
| 郷愁写真館【上山温泉編】 | 郷愁写真館【蔵王温泉編】 | 郷愁写真館【楢下・生居編】
|
|